はじめに


改訂版レポートの公開にあたって


このコンテンツを制作するのは今回が2回目です。

1回目に制作した当時、DoLの旧バージョンはカード総数が450種類で、 現在のようなルール設定の変更オプションが有りませんでした。 また一つのセーブデータに保存できるデッキは9個以下でした。

この頃は筆者が最も頻繁に対戦待合室を利用していた頃で、 通信対戦の実際の経験を元に、 旧バージョンの2vs2用のデッキはカード1枚当たりのCP平均が116〜145、 40枚のカードの総CPが4,650〜5,800くらいが良いのではないか? と考え、皆さんに視点として提案しました。

あくまで個人的な経験を総括しただけでしたが、 大会の優勝デッキや他の関連サイト様で紹介されているデッキを検証しても、 やはりこの範囲内か、それに近い物が多かった様です。

その後、DoLは何度もバージョン・アップを重ねて現在の姿になっていますが、 このサイトにルール設定の違いに関する言及が無いのは不自然なので、 コンテンツを改訂する事にしました。

但し改訂すると言っても、 最近の筆者は通信対戦に参加するマトまった時間が取れず、 CPU戦しかできていません。

どうするべきか迷ったのですが、 現在のDoLもMPの回復量が[100/ターン]である点と、 1つのデッキが40枚で有る点は固定です。 CPUキャラクターの思考ルーチンも強化されたので、 デッキの絶対的な強さではなく、 量的なバランスをチェックするだけなら問題無いと考えました。

何より、このコンテンツの目的は、 「こういうデッキが強い」と言う結論を断言する事ではなく、 「バランスは定量的に把握できる」と言う視点を提案して、 皆さんに楽しんでもらう事に在ります。

デッキの集計を行うDLツール も付けましたので、 「後は各自で勝手に考えて下さい」でも良いのですが、 少しくらいは考え方のサンプルが無いと不親切なので、 ここでは大雑把な見方の一例として、筆者のデッキの集計結果をご紹介しています。 これらのデッキは原稿の準備中にも少しずつカードが入れ替わっているし、 これからも変わって行くと思います。その点はご承知置きの上でご覧下さい。



事例としてご紹介するデッキの制作スタンス


筆者の手元には28個の「2vs2」用デッキと、 他に「1vs1」用デッキが2個、3〜4人の「乱戦」用デッキが 2個ずつ有ります。そんなにたくさん必要か? と言うと、別に必要有りません。カードが余っているから、作ってみただけです。

たくさんのデッキを作って楽しむ時に大切な事は、やはりバランスです。 必殺のコンボ技等に過度に依存したデッキにはしない事だと思います。 「必殺技」はここ一番の時に、 最高のタイミングで決まるから「必殺技」なので、 毎回、そればっかりで勝負を決めようとすると失敗します。

具体例で説明します。 「No380御使いを統べる者」という合体ユニットが有ります。 合体が上手く行くと非常に強力なので、これを狙う以上パーツになるカードはできるだけ多く入れ、 合体のチャンスを増やしたいところですが、 手札に「No369御使いの守護者」が3枚続けて来てしまったら、 逆に手も脚も出なくなります。 こんな場合「No369御使いの守護者」の投入は1〜2枚に抑えます。 「そんな事をしたら合体なんて、余程のラッキーが無いとできない」と 思う人も多いでしょうが「合体」は無理にできなくても、 3色の未完石や封魔石、足止め・吸収等の「必須カード」 と呼ばれるマジックで自然に勝てるデッキを目指し、 ここ一番のチャンスの時だけ「合体」で一気に勝負を決めます。

「必須系」と言われる定番のマジック・カードの特徴として、 使い勝手の良さが挙げられるのはもちろんですが、 最も大きな特徴は「手札が似た様なカードばかりになっても、手詰まりにならない」 点です。 それ故に安心してデッキに大量投入できます。 それ以外のカードは「確実に手札にドローしたい」 と言う心配より「このカードばかり続けてドローされても大丈夫か」 と言うリスクマネージメントを重視します。

望みのカードをドローしてコンボを成立させる可能性を高くする方法は、 カードをたくさん入れる事だけでは有りません。 望みのカードをドローできる確率は、 1ターンでも多く生き延びる事によっても上昇できます。 1枚しか入れていないカードが、あるドローフェイズで手札に来る確率は1枚/40枚ですが、 この確率を倍にするには、デッキに同じカードを2枚入れて、
2枚/40枚の確率にアップする方法と、もう一つは1ターン余分に生き延びて、 2回ドロー/40枚の確率にアップ方法の2つが有るわけで、 ピンチの時も回避しまくり、除去しまくって、 1ターンでも多く生き延びてチャンスを掴めるデッキにしています。

但し必須系カードばかり積んで、全く冒険をしない没個性的なデッキを作れば勝てるかと言うと、 押され始めた時に逆転のキッカケが掴めないデッキになってしまうので、難しいところです。