[DoLの魅力研究7] フリーゲームだからできる事


世界で一番たくさんユーザーがいて、その層が厚いゲームって
何だと思いますか?

正確な統計はわかりませんが、一般的にはチェスや将棋・囲碁だと
考えられます。オセロなんかも多いでしょうね。

何十年、何百年の歴史を誇るこれらのゲームに比べたら、
ドラクエなんて、ガキのオモチャです。事実オモチャ屋さんで
売っているので、ソコに文句を付けるのも理不尽ですが、
要するに画用紙を切り抜いても作れるくらい、シンプルなゲームの方が、
やり込み要素は高いという事です。

(あとポーカー等のカジノゲームも、メジャーですが、お金を掛けない限り
やり込み要素はないので、本質的には暇つぶし系と見なします)

でもチェスには欠点があります。初心者が上級者と戦ったら、万に一つも
勝てる可能性は無く、ひたすらヘコまされる。これが辛い所です。

まあ、少し試すだけなら良いですが、囲碁や将棋の名人を本気で目指すなら、
人生を掛けるくらいの覚悟が要ります。やり込み要素の高いゲームとは、
そういうものです。

皆さんはDoLの待合室を初めて訪れ、通信戦を試したあの日の事を、
覚えていますか? 忘れるはずがありませんよね。初心者がベテランに
勝てるはずは無いのですが、DoLの場合は「いくら何でも」ってくらい
ヘコまされる場合があります。

「俺ってスライム? 俺ってクリポー? 転がってるだけの1Pコイン?」
の様な屈辱の末に、慰めてもらって退室するのが決まりです。
実はあまり深く考えずに、対人用固定デッキを使えば、
そうひどい事にもならないのですが、マニュアルの説明が足りないかな・・。
CPU戦で鍛え上げたデカクリデッキの純度が高い人程、ボロボロになります。

「誰でも簡単」と「やり込み要素が高い」の両立って難しいですね。
リネージュの様に大規模な多人数参加型なら別ですが、
少人数の対戦ゲームでは、両立させた成功例は少ないのでは、ないでしょうか。

DoLの対人戦は、どちらかと言うと「誰でも簡単」の方を犠牲にして、
「やり込み要素」を取っています。

他に格闘系のゲームなども「初心者がボコられるお約束」は結構あると、
聞いた事があります。反射神経勝負のゲームは、ヘコまされてもヒマな時に、
また来てくれるのかも知れません。

でも知略重視のゲームで、お客さんを、こんな目に合わせるのは、勇気がいる事です。

市販ゲームでは難しいでしょうね。やったとしても大量のユーザーの獲得は
目指さないのが、前提になると思います。パズル系のゲームなんかは、
一人用であっても、そこんところは、割り切ってますよね。

DoLの対人戦の場合、ボコられて2度と来なくなる人もいるはずです。
お客さんを酷い目に合わせる事も覚悟した仕様は、広告料以外の収入を見込まない
フリーゲームだから、採用し易いのです。